学部生インタビュー

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1年生 Iさん
助産師コース3年生 Oさん
01

看護師を目指そうと思ったきっかけや京都府立医科大学を志望した理由を教えてください。

Oさん

母が助産師として働いており、幼い頃から看護職に興味を持っていたことがきっかけです。また、コミュニケーションを取るのが好きなことや、人の役に立ちたいという思いも看護職であれば活かせるのかなと思い志望しました。
京都府立医科大学を選んだ理由は、実家から通えるということと、附属病院があるので実習が充実していると思ったからです。

Iさん

私は、高校の時の授業を通して、児童虐待や子供の貧困などに興味を持ち、家庭の事情によって医療を受けられない子供がいることを中心に調べていくうちに、そういった子供たちのために何かできることはないかと思ったことがきっかけです。私の母も看護師なので、「保健師として医療の面からアプローチできるんじゃない?」と助言してもらい、保健師を目指すことにしました。

02

好きな授業を教えてください。

Iさん

生活援助論では、臨床にも力を入れてこられた先生から、現場での様々な経験や感慨深い話を聞くことができて、自分が実際に働く時にこうなりたいといった像がイメージできるので、印象に残っています。

Oさん

私は、講義よりも薬剤を注入する作業など、看護師さんが臨床でやっておられるようなことを実践的に学ぶ演習が印象に残っています。
血圧を測定する練習など、最初はできるか不安だったのですが、練習するにつれスムーズにできるようになりました。今も実習中なのですが、問題なく行うことができています。

演習では先生が学生一人一人をしっかり見てくださるのですか?

Oさん

はい、先生がしっかりと見てくださいます。例えば、血圧の音が聞こえない場合には、先生と一緒に音を聞ける聴診器を使って、どのタイミングで聞こえたかなど教えて下さるので安心です。

1年生はまだ演習は少ないのですか?

Iさん

1年生でも演習の授業はある程度あり、ベッドメイキングや食事介助など、基礎的なことを学んでいます。

03

京都府立医科大学の良いところを教えてください。

Oさん

部活に入ることで先輩や後輩との繋がりができたことが良かったと思っています。先輩に授業のことについて聞いたり、実習で不安なことがあっても相談できたり、逆に後輩に教えたりすることもできました。

Iさん

私は、先生のサポートが手厚いことがこの大学の良いところだと思います。1年生も9月頃に早期実習があります。見学が中心となりますが、まずは病院の機能を知ったり、患者さんとコミュニケーションを取ることを主にさせていただき、自分の中で色々と課題が見つかりました。その課題に対してどう進めていくと良いかを、先生が親身になって助言してくださったことがすごく有難かったです。

04

Iさんは一人暮らしをされているとのことですが、京都での一人暮らしはどうですか?

Iさん

最初は大変だと思いますが、県外に出ることで、改めて地元の良さを認識したり、いろいろな地域出身の人と関わることで、新しい知見が得られるので良かったと思っています。
京都には外国人観光客の方もすごく多く、これから病院に来る海外の方もどんどん増えてくると思うので、そういったことも含め、京都で暮らしてみることは良い刺激になるんじゃないかなと思います。

05

1年生のIさんから3年生のOさんへ質問コーナー

領域別実習について

Iさん

今、ちょうど実習期間だと思うのですが、状況はどうですか?

Oさん

私の場合は最初に老年の実習に行って、その後慢性に行き、今は小児に行っています。

Iさん

この間ボランティアで小児に行くことがあったのですが、小児はどんな感じですか?

Oさん

小児の場合、成人とは熱や血圧の測り方も1から違います。やり方としては同じですが、小さな子は泣いてしまったりもするので、どのような工夫でディストラクションし、測っていくかを考えないといけません。そういったところは成人とは違って大変なだと感じることもありますが、子供が好きだったら大丈夫だと思います。

Iさん

子供は好きです。でも、「子供が好き」と「子供を看ていく」というのはまた違う部分もありますもんね。
実習期間中はちゃんと睡眠時間は確保できていますか?

Oさん

夜中まで記録に追われて寝られないということは全くなく、睡眠時間は確保できています。記録の提出期限は決められていますが、土日を挟んだりもするので、コツコツ進めていけば大丈夫です!

Iさん

よかった・・・!コツコツが大事ですね。

勉強の両立について

Iさん

保健師コースを履修されているということなのですが、看護師の勉強と保健師の勉強の両立は大変ですか?

Oさん

3年生の前期は保健師コースの授業が多くて勉強量も増えますが、しっかりと授業を聞いておけば大丈夫だったのでそんなに負担は感じませんでした。
保健師実習については、まだ始まっていないので分かりませんが、今の授業を通して思うことは、グループで協力して進めないといけないことが多いので協調性が大事だということです。

保健師コースについて

Iさん

保健師コースのメンバーは仲がいいですか?

Oさん

仲は良いです!常に一緒にいるのでどんどん仲が深まっているし、今度みんなでご飯に行こうかと話しているところです。

Iさん

まだ保健師コースに入れると決まったわけではありませんが、楽しみになりました。
保健師コースを志望していた人は多かったですか?

Oさん

定員が15人だったのですが、23人くらいが志望していました。保健師になりたいという熱意を面接で伝えることが大切だと思います。

面接の他にも試験があるのですか?

Oさん

まずは600字の小論文を提出して、その後に面接がありました。

Oさんはなぜ保健師コースを目指されたのですか?

Oさん

母が助産師だけでなく、保健師の資格も持っており、乳幼児の家庭訪問もしています。母の話を聞くうちに私もやってみたいと思うようになりました。
家庭訪問では家庭の事情について把握し、虐待などの早期発見ができることもあるし、看護師だけではなく保健師として早期に発見して予防することができるということが興味深いなと思い、保健師コースを受講したいと思いました。

Iさん

保健師コースを目指すうえでアドバイスがあれば教えてください。

Oさん

2年生で健康教育論という必修授業があり、その授業をしっかりと聞いておけば保健師コースに入った時にも活かせます。頑張ってください。

Iさん

ありがとうございます。すごく身に染みるアドバイスです。

06

今後の展望を教えてください。

Iさん

学生のうちにできる経験をたくさんして、いろいろな人に会って、自分の視野を広げ、柔軟に考えられる医療従事者になりたいです。
あと、私は飲食店でアルバイトをしているのですが、海外のお客さんがとても多いので、語学の勉強も頑張って、外国語で話せるようになりたいです。

Oさん

まだ看護師として働くか、保健師として働くかを悩んでいるので、今の実習を通して自分にはどちらが合っているのかを見つけ出していけたら良いなと思っています。4年生になったら卒業論文や国家試験があり、国家試験は看護師と保健師の2つを受験するので、効率よく勉強して絶対に受かるようにしたいです。

07

最後に受験生へのメッセージをお願いします。

Iさん

頑張ってきたことは必ず自分の為になるので、どんな結果であれ前向きに進んでほしいです。
私は受験をするにも、一人暮らしをするにあたっても周りの人にたくさん助けてもらいました。きっと皆さんの周りにも支えてくれている人たちが沢山いると思います。感謝の気持ちを忘れずに頑張ってください。

Oさん

京都府立医科大学の受験は共通テストが占める割合が大きいので、共通テストまでが踏ん張り時だと思います。
入学して部活に入ったら、本当に優しい先輩とかわいい後輩ができ、遊びに行ったり旅行に行ったりと、楽しい思い出が沢山できるので、ぜひ頑張ってください。