活躍する卒業生

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大学教員 松原 千晴さん

これまでの経歴

  • 2002年

    京都府立医科大学医療技術短期大学部専攻科助産学専攻修了後、
    京都府立医科大学附属病院に助産師として従事。

  • 2013年

    京都大学大学院医学研究科博士前期課程終了。
    尾道市医師会看護専門学校、聖泉大学看護学部、京都府立医科大学医学部看護学科の
    非常勤講師および助教として従事。

  • 2023年4月

    滋賀県立大学人間看護学部 講師として従事。(現職)

  • 2024年

    京都府立医科大学大学院保健看護学研究科博士後期課程修了。

01

現在のご職業と仕事内容、働くうえで大切にしていることを教えてください

滋賀県立大学の講師として着任し2年が過ぎようとしています。大学院では、分娩の講義と演習を担当し、助産学実習に加え修士課程の研究指導もしています。演習や実習を通じて、一つ一つの学びを広く深く探求できるよう学生の思考や活動を促す問いかけを大切にしています。昨年まで、博士後期課程に在籍していたため、研究の楽しさ、辛さも含めより身近な相談者として学生の相談に耳を傾けています。また、学部では、自身の妊娠・出産・育児のフレッシュな経験を伝えつつ、母性看護学を学ぶ学生自身の親性への考えが深まるように接しています。
自身の研究活動では、様々な助成金を獲得しウィメンズヘルス分野におけるICT教育の普及に取り組んでいます。仕事以外の時間を使い研究を進めることが多くあり、仕事と育児の両立は簡単ではありません。多忙な日々の中でもリフレッシュできる家族と過ごす時間を大切にしています。

02

お仕事のやりがいや魅力を教えてください

学生が体験から得た学びを通じて自らの成長を実感できたと話してくれたとき、そのプロセスにおける実践的なアプローチが功を奏したと感じられ、とてもうれしいです。
研究テーマは、「就労女性の健康課題とヘルスリテラシーの向上」「高度生殖補助医療とメンタルヘルス」などウィメンズヘルスに関することです。その分野において散在する課題に対して、多職種が連携することで広く社会貢献につながる知見が得られ、自分の生み出したもので社会を潤し人々の健康に貢献できたときに大きな喜びを感じます。

03

京都府立医科大学で印象に残っていることや得たことは何ですか?

学部では、隣接した附属病院での実習を通して、世界トップレベルの医療を身近に感じながら学びを深められることが最大の魅力であり、卒業から20年経った今でも印象に残っています。臨床経験が豊富な先生方をはじめ、教育に関する研修を受けた現場の看護師・助産師から丁寧できめ細やかな実習指導が受けられました。
大学院では、研究を進めるにあたり保健看護学研究科および医学研究科の先生方とのディスカッションを通じて専門的な知見を教授いただき、迷いを自信に変えて前に進むことができました。また、様々な経験を経て入学した院生同士がつながることにより、それぞれの強みを活かしてお互いを高め合うことで有意義な学生生活を送ることができました。
子どもの成長に合わせて働き方を柔軟に変えてきた私にとって、”博士課程を3年修了する”ことは最大の目標でした。入学前から綿密な計画を立て、積極的に関連学会での発表、論文を執筆し、これまでになく全力で走りぬきました。自分が限界だと思っているところを少しだけ乗り越えると、また新しい世界をみることができました。

04

京都府立医科大学での経験は今、どのように活きていますか?

自身の積み上げてきたキャリアを活かすためにも人間性を磨くことは欠かせません。最新の医療技術に関する知識や技術もアップデートしておく必要があります。本校の明治時代から受け継ぐ看護教育の長い歴史の中で培われた「Heart、Hand、Head」の精神に基づいて、心と技術と知識のバランスのとれたプロフェッショナルの育成を重視した質の高い教育を受けたからこそ、常に向上心を持って前に進めるのだと思います。

05

今後の展望を教えてください

看護教育においては、臨床実践能力を養うためのシミュレーション教育が導入されています。臨床と乖離しない学習や体験を積む効果的な教育方法も模索しています。周産期医療の発展や、社会における女性役割・ライフサイクルの変化に伴い、助産師に求められる役割は拡大しており、現状や変化に対応できる高度な実践力を持った後輩の育成に取り組みたいです。
研究者としてはスタートラインに立ったところです。全ての女性がライフステージにおける健康課題に向き合い、自身で意思決定できるようICT教育の普及に取り組みたいです。

06

これから京都府立医科大学(大学院)を目指す方へのメッセージをお願いします

周囲には京都御所や鴨川という歴史と自然に囲まれた開放的な雰囲気があり、隣接した図書館は医学専門書や文献データベースが充実しています。最近では、京都府立大学と京都工芸繊維大学との三大学合同授業のカリキュラムが組まれていて、看護の分野に留まらず学部学科を超えて教養科目を広く学ぶことができます。
市バスが通っていてアクセスもよく、オフには近隣の観光地に出掛け京都の四季折々を堪能できます。インスタ映えなおしゃれカフェとの出会いも待っています。