活躍する卒業生

Interview
Interview
Interview
Interview
Interview
Interview
Interview
Interview
Interview
Interview
  • TOP
  • VOICE
  • 活躍する卒業生
行政保健師 川口 聖恵さん

これまでの経歴

  • 京都府立医科大学医学部看護学科入学
  • 祖母の病気を機に在宅看護学や地域看護学に興味をもち、保健師コースを専攻
  • 令和5年度に京都府に入庁
  • 現在は福知山市にある中丹西保健所で保健師として勤務
01

現在のご職業と仕事内容、働くうえで大切にしていることを教えてください

中丹西保健所では、難病業務を担当しています。難病患者さんの家庭訪問をはじめ、難病患者交流会、在宅支援者を対象とした従事者研修会など様々な事業を実施しています。難病患者さんやそのご家族は、難病と診断され、この先どうなっていくのだろうか、どうしたらいいのだろうかと大きな不安を抱えておられます。家庭訪問を通して、対象者の病状や困りごとを尋ね、必要な制度や患者会の紹介などの支援を行っています。また、これまでの生活歴を知り、対象者が大切にしていきたいものは何かを考えながら、一人ひとり丁寧に向き合うことを大切にしています。

02

お仕事のやりがいや魅力を教えてください

患者さんが前に進むためのアプローチができたとき、患者さんやご家族から困りごとを相談してもらったとき、「尋ねてよかった」「訪問にきてくれるのを楽しみにしている」と言われたとき、保健師としてのやりがいを感じています。
ひとことに「難病」といっても、病状や進行は様々であり、その患者さんに合ったタイミングで必要な情報を提供していくことが大切だと日々実感しています。医療処置を伴う大きな選択が必要になるケースもあり、支援には悩むことも多いですが、職場の上司や関係機関と相談しながら、皆で患者さんにとってのよりよい支援を検討できることはとても魅力だと感じています。

03

京都府立医科大学で印象に残っていることや得たことは何ですか?

実習先での患者さんとの出会いです。コロナ禍ではありましたが、実習できる環境を整えてくださいました。領域別臨地実習の中で、ある糖尿病の患者さんを担当しました。患者さんの話を聞く中で、患者さんの生活や家族への思いを知りました。担当看護師さんと相談しながらその方への看護を考え、食事バランスについてのパンフレットを作成しました。患者さんはパンフレットをみて「ありがとう」ととても喜ばれていました。実習を通して、患者さんと直接関わることのうれしさを感じたと同時に、病気の知識や生活の背景を知ることはとても大切だという学びを得ることができました。

04

京都府立医科大学での経験は今、どのように活きていますか?

保健師コースでは、地域看護学実習前に、実習先の地域診断を行ったあと、実際に家庭訪問や事業に参加して、住民の生活や地域独自の取り組みを深く学びました。現在ある事業の趣旨を知り、さらに展開していくためにはどうしたらよいか、グループメンバーと柔軟に意見を出し合い、新たな事業の案を模索しました。現在の難病業務では、家庭訪問や関係機関との会議から地域のニーズを抽出し、交流会や研修会、難病対策地域協議会のテーマへと展開しています。大学で学んだ「鳥の目、虫の目」や、「個から地域へ」の視点が活きていると思います。

05

今後の展望を教えてください

今後も積極的に対象者や関係機関と関わりながら、難病業務をより深めていきたいと思います。また、母子保健や健康づくり、感染症などの業務も担当し、保健所保健師として、多角的に地域を捉えていきたいです。がん患者のアピアランスケアに興味をもっているので、将来的にどこかで携わりたいと思っています。

06

これから京都府立医科大学(大学院)を目指す方へのメッセージをお願いします

京都府立医科大学は単科大学であり、学年や学科を超えて幅広く交流できることが大きな魅力だと思います。また、部活動、京都三大学共同化科目や小児がんチャリティーウォークボランティアを通して、学外の方と関わることもできました。先生方とも距離が近く、アットホームな環境で安心して学ぶことができます。
あなたがしたいこと、将来目指したいもの、京都府立医科大学できっと見つかると思います。
私自身、大学での様々な経験を通して、「人の役に立ちたい」という漠然とした思いから、「保健師として地域住民と関わりたい」という明確な目標を見つけることができました。
きっとかけがえのない出会いや経験があなたを待っています。
充実した学生生活になることを心から願っています。