大学院生インタビュー

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博士後期課程 Kさん

先生方の知見や思考の深さに
刺激を受けながら
日々学びを深めています

先生方の知見や思考の深さに
刺激を受けながら
日々学びを深めています

プロフィール

北海道出身。看護大学を卒業したのち、看護師としての勤務を経て、北海道の市町村で保健師として勤務。その後、旭川医科大学の修士課程を修了し、大学教員となる。現在は福井県で大学教員として勤務しながら大学院に通学。大学院では「認知症家族介護者への支援」をテーマに研究活動に励まれている。

ある一日のスケジュール

  • 6:00

    起床・家事・身支度

  • 7:30

    小学生の息子を送る 登校のサポートをします

  • 8:30

    家を出発 職場(大学)へ向かいます

  • 9:00

    仕事

  • 14:00

    福井を出発 車で2時間かけて移動

  • 16:10

    大学院での講義

  • 19:20

    講義終了 京都で夕食を楽しむこともあります

  • 21:30

    帰宅

  • 23:00

    入浴・就寝

01 大学教員を続けながら大学院への進学を決めた理由

進学に迷いながらも、説明会参加をきっかけに前に進めた 大学教員として、学生に研究指導する中で、「研究方法やアプローチをより高度なものにしたい」「もっと体系的に、専門的に研究を深めたい」という思いが芽生え、博士課程への進学を視野に入れるようになりました。
働きながら大学院に通うことが、どれくらい大変なのか見当がつかず、「時間が取れるのか」「福井から通えるのか」「職場の理解が得られるか」などの不安がありました。なかなか決心がつきませんでしたが、大学に足を運び、説明会に参加してみて、働きながら学ぶことを考慮してくださると感じ、大学院進学を決意しました。
実際に入学してみて、スケジュールなど、ある程度柔軟に対応してくださり、安心して学ぶことができています。

02京都府立医科大学に決めた理由

面談で心が動き、京都府立医科大学という選択へ 京都府立医科大学に決めた1番の理由は、指導教員の先生の研究テーマが自分の関心と一致していることと、面談させていただいた際に、すごくフラットで、温かい雰囲気で話して下さり、「この先生ならきっと良いご指導をいただけるな。」と感じたからです。その安心感は今も変わらず、研究活動や学習面でも丁寧に指導してくださり、とても有難く感じています。

03大学院での講義について

前期は週に1回、主に月曜日が開講日となっていました。後期は不定期で、土曜日に集中している場合もあります。土日の講義は4、5回ほどあります。
博士後期課程の同級生は4人いて、この4人で講義を受けることが多いです。全員が教員なので、職場の予定を理解し合って協力したり、役割分担したりと、仲良くやっています。

04地域看護学ゼミについて

私が所属している地域看護学のゼミは、月に1回程度、博士前期課程の方、博士後期課程の方、卒業生の方も一緒になって開催される合同ゼミがあります。それぞれの研究の進捗や興味のあることなど、意見交流や情報共有が活発で、とても充実した学びの場となっています。
また、たまに交流会などもあり、和気あいあいとした雰囲気で過ごしています。

05修士課程と博士課程の学びの違い

修士では、研究の基礎的な部分を学んだという印象でしたが、博士は、より研究を自分で組み立て、拓いていく実感があります。
授業に関しても、よりディスカッションが求められ、自分の意見を主張できないといけないと感じることが多いです。

06大学院に進学して良かったこと

先生方の豊かな知見や考えに触れながら、日々学びを深めることが大きな充実感に 大学院での学びの中で特に印象的なのは、各講義や特別講座で出会う先生方の存在です。
それぞれの先生がこれまでに積み重ねてこられた研究の深さに触れるたび、大きな刺激を受けており、そのような先生方から直接ご指導いただけるのは、本当に貴重でありがたいことだと感じています。
例えば、研究の手法について文献で読んで理解したつもりでも、実際に先生から説明を受けると、文献には書かれていない難しさがあることが分かり、「そういう方法もあるんだ」といった発見もあります。
様々な講義や課題に取り組む中で、自分自身の知識や視野が広がり、学びの深まりを実感しており、大学教員として学生に伝えられることが増えたと感じる瞬間が増え、大学院に進学して本当に良かったです。

07仕事と大学院の両立について

両立のコツは、少しでも歩みを止めないこと 仕事との両立は、やはりスケジュール管理が難しいです。
本業の大学教員としての授業や業務に加え、大学院でのプレゼンテーションの準備や課題・レポート作成の時間を確保する必要があります。本業の予定と大学院の授業が重なる場合には、状況に応じてどちらかを優先させていただいています。
両立のコツとしては、早起きし、朝の決まった時間に研究の時間を一時間ほど確保してルーティン化していることです。オリエンテーションの際に、学科長が「研究は足踏みを止めると辛くなるよ」とおっしゃっていたことを身に染みて感じているので、毎日少しずつ時間を確保して、停滞する期間を作らないようにしています。

08入学を検討中の方へメッセージ

入学前は、「みんなどうやって大学院を選ぶのだろう?」と思っていました。
京都にお住まいで、京都府立医科大学のことを知っていたり、前任校で上司だった先生がいらっしゃるという理由だったり、何かしら繋がりがある中で、この大学を選ばれる方もいますが、私は何の繋がりもない状態でした。
そうした中、実際に指導教員の先生の元へ行ってみてお話し、直観的に「この先生なら自分もしっかりとやっていけるだろう」と思う瞬間があったのが良かったなと思います。 先生とお会いするまでの下調べや準備をきちんとして、実際にお会いし、真剣に決めていければ、自分の納得した道に進めるのではないかと思いますので、まずは一歩踏み出してみてください